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購買管理(3ページ目)


3.発注

発注伝票は、「要求から発注を作成」処理、「受注から発注を生成」処理、「発注」ウィンドウから作成の3つの方法で作ることができます。

○発注ウィンドウ

要求伝票から発注を作成するには、メインメニューから
購買管理 > 要求から発注を作成
をクリックしてください。「要求から発注を作成」ウィンドウが表示されます。

「要求」では、発注伝票の元データになる要求を選択してください。完了状態の要求だけが利用できます。
組織と倉庫を選択すると、選択した組織と倉庫の伝票にだけを利用します。
日付範囲を選択すると対象の要求伝票を制限します。(特定の要求を選択していない場合に使われます)
要求日付の範囲を入力すると、対象の要求伝票を制限します。(特定の要求を選択していない場合に使われます)
優先順位を入力すると、対象の要求伝票を制限します。(特定の要求を選択していない場合に使われます)
ユーザー/連絡先を入力すると、対象の要求伝票を制限します。(特定の要求を選択していない場合に使われます)
製品を入力すると、対象の要求伝票を制限します。(特定の要求を選択していない場合に使われます)
「1つの伝票へまとめる」チェックボックスをチェックすると、選択したすべての要求を各仕入先ごとに1つの発注にします。
OKボタンを押すと処理を開始します。
処理が完了すると、作成された発注の数と金額が表示されます。発注は、現在の仕入先が設定されてる製品に対してのみ生成されます。

受注から発注を生成するには、メインメニューの
販売管理 > 受注 > 受注から発注を生成
をクリックしてください。「受注から発注を生成」ウィンドウが表示されます。
注文日付の範囲を選択すると、発注を生成するために使う受注伝票を絞り込みます。
取引先を選択すると、選択した取引先の伝票のみを利用します。
「仕入先」を選択すると、受注伝票の製品と結びついている「現在の仕入先」が選択した仕入先と一致する受注のみを使って発注が生成されます。「現在の仕入先」は製品ウィンドウの購買タブで設定されます。
「受発注」を選択すると、特定の受注伝票を元データにして発注を生成します。
「直送」では、「はい」を選択すると直送の受注だけを対象にして、発注を作成します。「いいえ」を選択すると直送でない受注だけを対象にして、発注を作成します。
OKボタンを押すと処理が開始されます。
処理が完了すると、作成された発注の数がメッセージダイアログに表示されます。
発注伝票は、現在の仕入先が設定されている製品のものだけが生成されます。

手動で発注を作成するには、メインメニューから
購買管理 > 発注
をクリックしてください。発注ウィンドウが表示されます。

発注ウィンドウでは、製品を製品を仕入れるために発注を作成します。発注タブの値によって、発注明細がどのように処理されるかが決まります。
発注ウィンドウを開くと、当日入力または更新された発注と、伝票状態が完了か締切でない発注が表示されます。
過去のレコードを見るには、ツールバーにある検索ボタンを押して、条件を設定せずにOKボタンを押してください。

○発注タブ

「組織」では、この発注を作成する組織を選択してください。
「伝票番号」は、この発注の番号です。
「注文参照」は、参照番号を入力できます。
対象伝票タイプは、この伝票のタイプです。通常は、発注を選択してください。
注文日付と約束日付は、当日の日付が初期値になっていて変更が可能です。
取引先は、必須項目です。取引先の入力欄の右にあるボタンを押して取引先を選択してください。検索キーを入力しても取引先を選択できます。
このウィンドウでは、取引先では、通常は仕入先として設定されている取引先を選択します。
請求先取引先、取引先の住所、請求住所、ユーザー/連絡先、請求連絡先、価格リストは、取引先情報で設定した値が初期値になります。
通貨の項目は、利用される通貨を表示します。通貨は価格リストによって決定されます。
任意で、「倉庫」(サービス地点)を選択できます。これは製品が保存される、一意な位置情報です。
仕入担当者の項目は、製品またはサービスを購入したユーザーを入力してください。
プロジェクトとキャンペーンの入力は任意です。キャンペーンは、マーケティングのための単位です。プロジェクトは、事前に設定されたマーケティングキャンペーンに関連付けることができます。
レポート機能でレポートを作成する時に、キャンペーンを選択することにより特定のキャンペーンのレポートを作成することができます。
「仕入担当者」の下にあるボタンが、「支払いルール」ボタンです。
発注の支払いルールと支払い期間は、取引先(仕入先)で設定した値が初期値になります。
「割引を印刷」チェックボックスをチェックすると、発注の印刷時に(割引後の価格ではなく)割引額と割引前の価格が印刷されます。
伝票状態は、発注伝票のステータスを表します。伝票状態を変更するには、(「完了する」「締め切る」などと表示されている)「伝票アクション」ボタンを使ってください。
「伝票アクション」ボタンを押すと、「伝票アクション」ウィンドウが表示されます。
発注明細を入力した後は、伝票状態を「完了」「無効」「処理中」にすることができます。
伝票タイプは、伝票アクションで実行される、伝票を処理する時の流れやルールを決定します。例えば、伝票タイプが「発注」の場合は、発注済数量の更新を行います。
「完了する」の処理は、伝票状態を「完了」に更新します。伝票状態が「完了」になると明細の追加・削除・修正が出来なくなります。
完了した発注伝票は、発注から他の伝票を作成する処理で使うことができるようになります。
「明細合計」は、すべての発注明細の合計金額を選択した通貨で表示します。
「合計」は、税金を含めた合計金額を選択した通貨で表示します。

○発注明細タブ

発注明細タブでは、明細情報を入力できます。
発注書の1行(1つの製品)が、発注明細タブの1レコードになります。

製品の入力項目の右にあるボタンをクリックしてください。製品情報ウィンドウが表示されます。検索用の入力フィールドを入力して更新ボタンを押すと、条件にあった製品がリスト表示されます。
リストの製品をダブルクリックすると、発注明細の製品にその製品が設定されます。
製品の項目に検索キーを入力して製品を指定することもできます。
「説明」の項目の入力は任意です。
約束日付と注文日付は、発注タブの値が初期になっていて、変更が可能です。
明細番号は、発注明細の一意な番号です。明細番号は明細の表示順番も決定します。
「料金」は、料金のタイプ(銀行手数料、出荷、補充など)を表します。 製品を選択した場合は、料金は選択できません。
価格は、製品または料金の価格を設定します。
数量のエリアでは、発注する数量を入力してください。測定単位は、製品の設定値が初期値になります。製品に測定単位変換が設定されていると、プルダウンで別の測定単位を選択できます。適切な変換が設定されていれば、ある測定単位で発注を作成して、別の測定単位で受入、請求の伝票を作成することができます。
「金額」のエリアでは、製品単価、定価、税金、割り引き%が、選択した製品の価格リストの値を初期値にして設定されます。これらの値は変更可能です。割引は、価格が変更されると自動で更新され、また、割引が変更されると価格が自動で更新されます。
価格の項目を製品単価以外で使いたい場合は、費用の金額を入力することができます。
「状態」のエリアでは、税金と手数料を除いた、明細の正味金額(数量 x(掛ける) 実際の価格)が表示されます。
明細の正味金額は、数量と実際の価格が基になります。手数料や税金など、他の金額は含まれません。

○組み合わせタブ

「組み合わせ」タブは、この発注明細の、受入明細と仕入先請求明細への組み合わせに関する情報を表示する、表示専用のタブです。
組み合わせについては、このマニュアルの組み合わせの節で説明します。

○発注税金タブ

「発注税金」タブでは、発注明細の税金情報を表示します。
発注税金タブは、この発注明細に関する税金を表示します。発注明細タブで、製品を税金と関連付けます。
「税金」の項目は、この発注明細に関する税金のタイプを表示します。
「発注」の項目は、発注番号を表示します。
「課税額」の項目は、税金の合計額で、すべての発注明細の税金を合計した額を表示します。
「課税基準額」の項目は、税額を計算する基準額を表示します。

発注タブに戻って、「完了する」ボタンを押すと、この伝票を完了することができます。
完了の処理を実行すると、製品情報ウィンドウで表示される、「発注済数量」が更新されます。

○発注の印刷

ツールバーの印刷ボタンで、発注を印刷することができます。印刷される伝票は、発注からの情報が含まれます。印刷プレビューは、メインメニューのツール > 設定 でチェックを入れた場合のみ表示されます。
印刷には、伝票タイプで設定した印刷フォーマットが使われます。
使われる言語と日付フォーマットは、多言語伝票の設定と取引先の言語で決定されます。

○発注ウィンドウから要望を作成

発注ウィンドウでは、要望データを直接入力することができます。また、表示中の発注に対する要望を表示することもできます。
発注ウィンドウのツールバーにある「要望をチェックボタン」を押してください。
要望がすでに入力されている場合は、その要望を表示することができます。要望を新しく作成することもできます。

○発注伝票の仕訳処理

以下の仕訳は、会計基準の設定で合意会計が有効になっていた場合の、発注の仕訳処理です。
合意会計が有効になっていない場合は、仕訳処理は実行されません。
製品費用の勘定科目は、製品ウィンドウで設定されています。合意の勘定科目は会計基準で設定されています。
この伝票の仕訳タイプは、合意です。
・要求
借方:製品費用
貸方:合意差引

・要求
借方:合意差引
貸方:製品費用

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