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在庫管理(在庫移動)


4.在庫移動

在庫移動ウィンドウでは、在庫の倉庫間の移動を作成することができます。
在庫移動は、品質保証のために作成した倉庫データから、保管のために作成した倉庫データへの移動なども含みます。
在庫移動ウィンドウを開くには、メインメニューから、
製品管理 > 在庫移動 (adempiere バージョン342sの場合)
manufacturing Management > Distribution Management > 在庫移動 (adempiere バージョン353a以降の場合)
をクリックしてください。

○在庫移動ウィンドウ
このウィンドウでは、在庫を他の場所(位置情報)に移動させることができます。
明細を入力した後、「完了する」ボタンを押すと、在庫数量が変更されます。

○移動タブ
移動タブは、在庫している製品の移動を定義します。
新規追加アイコンをクリックするとレコードが追加されます。
「名前」は、この在庫移動の名前を入力してください。
「説明」は、この在庫移動の説明を入力してください。
「移動日付」は、この在庫移動の日付を入力してください。
「伝票タイプ」は、現時点で選択できるのは、「在庫移動」のみです。

「承認済み」チェックボックス、「承認額」、「移動中」チェックボックス、「受取日付」は、現時点では使われません。

「プロジェクト」の入力は、任意です。
「キャンペーン」の入力は、任意です。
これらの入力項目は、会計基準の設定で選択されている場合にのみ表示されます。

必要な項目を入力したら保存ボタンを押して、データを保存してください。

○移動明細タブ
移動明細タブでは、移動対象の製品を入力します。

「製品」は、在庫移動の対象になる製品を選択してください。
「実物属性セット」は、選択した製品に実物属性セットがある場合に選択してください。 実物属性セットの入力は任意です。
「位置情報」は、移動元になる位置情報を選択してください。
「移動先位置情報」は、移動先の位置情報を選択してください。
「移動数量」は、移動させる数量を入力してください。

「対象数量」、「廃棄数量」、「確認済み数量」は、この在庫移動に対する出荷/受入確認ウィンドウに入力された値を基にして更新されます。
確認伝票は、出荷/受入確認を行う設定になっていた場合に作成されます。
出荷/受入確認に関する説明は、購買管理のマニュアルを参照してください。

移動タブに戻って「完了する」ボタンで処理を実行すると、在庫数量が更新されます。
伝票が完了すると、「未仕訳」ボタンが表示されます。「未仕訳」ボタンを押すと、確認ダイアログが表示されます。OKボタンを押すと仕訳が実行されます。
仕訳を処理するには、アプリケーションサーバーが起動している必要があります。

○確認処理付きの在庫移動

在庫移動をするときに確認処理を追加することができます。この処理は、出荷/受入確認と同様の処理です。
移動タブで、伝票タイプを設定しますが、この伝票タイプによって、確認が必要かどうかが決定されます。
メインメニューの
成績分析 > 会計ルール > 伝票タイプ
にある伝票タイプウィンドウで、確認付きの在庫移動を設定できます。

伝票タイプウィンドウは、在庫移動ウィンドウの移動タブにある、伝票タイプの入力項目を右クリックして、コンテキストメニューから、「関連情報表示」をクリックしても表示できます。

「Material Movement」のレコードで、「移動中」チェックボックスをチェックすると、確認が必要な設定になります。

移動明細タブでは、移動させる製品と数量、移動元の位置情報、移動先の位置情報を選択します。
入力が終わったら、移動タブに戻って、「完了する」ボタンを押してください。伝票アクションウィンドウが表示されます。
ここまでは、確認処理が無い場合の処理と、違いはありません。
伝票アクションウィンドウで、「完了する」を選択してOKボタンを押すと、伝票状態は完了ではなく「進行中」になります。
ウィンドウ下部のステータスバーに作成された移動確認伝票の伝票番号が表示されます。

メインメニューの
製品管理 > 在庫移動確認 (adempiere バージョン342sの場合)
manufacturing Management > Distribution Management > 在庫移動確認 (adempiere バージョン353a以降の場合)
から在庫移動確認ウィンドウを開いて、確認を完了させると、伝票状態が「完成」になります。

在庫移動確認ウィンドウの明細タブで「確認済み数量」を変更することで、部分的に確認処理をすることができます。
明細タブでは、「確認済み数量」は「対象数量」と同じ数量になっています。「確認済み数量」と「廃棄数量」は、実際の確認状況に応じて値を変更することができます。
廃棄数量を入力すると、物理在庫のレコードが対象(移動先)倉庫に対して作成されます。
確認タブに戻って、「完了する」ボタンを押すと確認を完了できます。処理が正しく行われると伝票状態が更新されます。
在庫移動確認の確認タブの「説明」は、この確認を完了させたユーザーと完了させた日付で更新されます。
伝票状態が「完了」になっています。

確認伝票を完了させたら、在庫移動ウィンドウに戻って伝票を完了させてください。
確認が完了しているため、伝票状態が「完了」になります。
また、「未仕訳」ボタンが表示され仕訳処理をすることができるようになります。

○在庫移動の仕訳処理

在庫移動に関する仕訳処理の概要は以下のとおりです。製品資産に使われる勘定科目は、製品ウィンドウで設定できます。
会計基準の要素に倉庫を含めていて、製品を倉庫間で移動させる場合は、借方と貸方の勘定科目は両方とも製品資産になります。
・在庫移動
借方:製品資産
貸方:製品資産

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